美しい信州と自作真空管ラジオの掲示板
詩人、谷川俊太郎氏のラジオ収集 - 管理人の竹内
2024/11/20 (Wed) 10:20:01
詩人、谷川俊太郎氏が亡くなりました。
きれいな詩を書く人が、ラジオの収集家と知った時は驚いたものでした。
誠文堂新光社発行の大人の工作読本(現在は休刊) 2002 No1に特集されました。
この同誌は初刊ですが、記事の多くがラジオ関係であり、秋葉原が電気街であった当時の紹介もあります。
特筆すべきは、"ロクタル管の話"の作者 柴田 翔氏が秋葉原を案内する記事があります。
十数年も前から「ロクタル管がどうのこうの・・・」と盛り上がるきっかけが柴田氏の著書だったのです。
もし、20年前に、この本を見なかったら・・・7S7も知らずにいることになります。
添付写真はラジオ工房掲示板に投稿した同書の別ページです。
谷川俊太郎氏のご冥福をお祈りします 合掌
カウンター 3,828
改造した局発コイルではダメだったのでしょうか? - 管理人の竹内
2024/11/18 (Mon) 22:11:00
では何故、7S7では加工したプレートコイル型発振コイルを使ったのでしょうか?。
実はこの方法は下記のラジオで成功していた実績があったのです。二つとも大きなトラブルも無かったので安易に考えていましたので何故7S7では不可なのか疑問でした。
写真は7S7と加工したコイル 左下はゴミではありません。米国製ラジオからの取外品で唯一発振するコイルです。この4個のコイルで実験したのです。下列右の加工したコイルを含め、カソードタップ、プレートコイルも不可でした。
加工した局発コイルを使うラジオ
7球電池管ラジオ http://sin454.life.coocan.jp/page023.html
9ピンMT管で作る5球スーパーラジオ http://sin454.life.coocan.jp/page121.html
7S7の局発試験 - 管理人の竹内
2024/11/18 (Mon) 08:52:09
7S7の動作を確認して、先月末の津田様の提案を試してみました
>回路図に間違いはないので発振コイルのタップを変更するしかないでしょう。その前に3極部のプレート電圧を高くする、ピン4に接続のCRの値を100K,500PFまで大きくするほうほうと、7極部だけ使うなら3番の配線を外し、6番の足に4番からのCRをつなぎ4番には6番に接続してあった同調回路を接続、してみたらどうでしょうか。
1 >3極部のプレート電圧を高くする
+Bのデカップリング抵抗に10kΩをパラにしてみました。プレート電圧は110Vから133Vになりましたが発振しません。
2 >ピン4に接続のCRの値を100K,500PFまで大きくする
① 50kΩを100kΩにする 発振しない
② 100pFを500pF(250pFをパラ) 発振しない。
③ ①と②を同時 発振しない
3 >7極部だけ使うなら3番の配線を外し、6番の足に4番からのCRをつなぎ4番には6番に接続してあった同調回路を接続
4番ピンと6番ピンの接続を逆にしました(6BE6同様)。 発振しません。
4 >発振コイルのタップを変更するしかないでしょう
汎用5球スーパーの局発コイルのG端子とE端子を換えてみました。カソード端子タップは90%と帰還量が過大にしても発振しません。
『7S7はプレートコイル型でしか発振させない』ようです。逆に不思議なんですよ。P-G帰還ならokなのにK-G帰還だと発振しない電極構造が知りたいです。
1940年代の米国ラジオの回路図集には7S7が皆無なのも不思議です。
次回はいよいよプレートコイル型発振コイルを作ります。材料は、"ラジオ少年"から過日購入した"トロイダルコアに手巻きするコイル"は手持ちの未使用品。スター製コイルに真似るための塩ビパイプ、アクリルパイプ等で探していますがボビン径の23mmφが無いです。
7球電池管ラジオ(マジックアイ付) - 管理人の竹内
2024/11/14 (Thu) 18:20:05
過日、ラジオ工房掲示板に電池管FMラジオが投稿されました。
私もAMですが電池管ラジオを作りました。回路図は添付写真、ホームページは http://sin454.life.coocan.jp/page023.html
概要は
1 高一中二です。
2 IFT1はスターの可変帯域IFT
3 マジックアイ付
4 フィラメントは1.4V並列点火(フィラメント電流が不揃いのため)
5 電源は100VAC
A電源はシリコンダイオードを3本直列とニッケル水素電池を並列にして1.4V供給
B電源は+B1が70V、+B2が50V
マジックアイ用+Bは100VACを半波倍電圧整流
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脚立から転げ落ちて - 管理人の竹内
2024/11/14 (Thu) 09:14:44
先月の月初め庭木のコウヤマキ(木曽五木に入っています)を剪定していて脚立から転げ落ちました。
幸い骨折はしなかったですが、いまだに痛みが取れません。
と言うことで、体が痛いのとハンダが無くなってしまったので、7S7局発試験は休止中です。
代わりにネットを見ていたら、小生同様、別アカを使い分けているサイトがありました。
カウンター 3,433
7S7と6AJ8 - 管理人の竹内
2024/11/08 (Fri) 17:33:01
三極七極管の7S7、6AJ8の局発はプレート-グリッド帰還でないと発振しないのでは。
カソード-グリッド帰還では不可では、と思います。
カソードタップ位置が変えられるように、発振コイルを作る準備をしていますが、帰還量を大きくしてみようと思い、カソードタップの局発コイルを逆に(G端子をアース、E端子をホット側)してみます。
6AJ8を使ったラジオのページ http://sin454.life.coocan.jp/page121.html
この時はカソードタップでは不可、88コイルも不可でしたが、カソードタップ局発コイルにプレートコイルを巻き足してokでした。
このラジオで、プレートコイルを巻き足す改造をしたコイルで試験したのですが、7S7ではだめでした。
今日現在、7S7で発振したのは、
1 スター製6L7用コイル
2 米国製ジャンクラジオからの取り外し品 だけです。
熱海海上花火大会 - 管理人の竹内
2024/11/02 (Sat) 21:14:35
今日は天気予報のとおり、一日中大雨でした。
明後日は熱海海上花火大会なので三日ほど留守になります。
真空管の電極構造 その2 6L7ほか - 管理人の竹内
2024/10/31 (Thu) 16:31:31
真空管の電極構造 その2 6L7ほかです
(真空管の電極構造 その1はこの下の投稿の添付写真です)
複合管型の6K8から7極管型の6SA7に進化したようです。
残念ながら 7S7の図がありませんが、添付画像の続きです。7S7に好意的です。
『・・・・。1946年、改良型の7S7が出て、初めて3極7極管がその所を得たといえるだろう。550マイクロモーの変換コンダクタンスを持っていたので、7S7は当時使われていた変換管に比べて優れた性能を発揮し、この種の米国の開発の最後を飾る球となった』、とあります。(確か6BE6、6SA7、6WC5系のCcは400マイクロモーしかなかったはず・・・・)
7S7はすごいです。カソードタップで鳴らしてやらないと。
カウンター 3,000
Scan(私的な備忘録です) - 管理人の竹内
2024/10/29 (Tue) 17:24:13
FujitsuメインPC
2660プリンターからのスキャンはRealPlayerが自動立上げになってしまったので不可。
(画像取込まではok)
ディスクトップのアイコンからプリンターを制御し画像取込と保存
NECサブPC
2550プリンターから従来のとおりでok
添付画像は『周波数変換管の電極構造』のページです。
回路図では不明な電極構造の違いが判ります(残念なことに7S7は記載されていませんが、6A7、6A8、12A8、7B8は2A7のグループと前のページに解説されています)。
"ペンタグリットのレフレックスラジオ"の回路図もありましたね。
ロクタル管7S7の周波数変換回路について - 管理人の竹内
2024/10/28 (Mon) 16:26:09
カソードタップ型OSCコイルとプレートコイル型発振回路
ラジオ工房掲示板で、Tさんからレスがありました。
『7B8は6A7系でかそーどが1本で電極はみなカソードの周りについていますが、7S7は3極と7極に分かれています。発振の場合3極を使うならK-7、P-3,G-4ピン接続で発信します。G-7ではだめです。』
(・・・・G-7ではだめです)、と投稿されていますが、7S7の7番ピンをグリッドとした記憶がありません。
7S7の7番ピンはカソードなのでグランドに落とす、
3番ピンは三極部のプレートなので+Bデカップリングに接続。プレート電圧は110V、プレート電流は8から10mA流れています。これは発振していないので異常に大きいです。
4番ピンは三極部のグリットで発振していないので0V、発振しているならマイナス数Vになるはずですが。
一応過去の投稿を見ましたが、7S7の7番ピンをグリッドと記載した箇所は見つかりませんでした(もし、誤記載があればお知らせください)。
添付画像のように回路図にもピン番号を記載しているのですが・・・。
パソコンが壊れちゃった - 管理人の竹内
2024/10/02 (Wed) 22:53:14
パソコンがダメになったようです。
あと三ヶ月の来年の正月になればちょうど10年使えたのに、ゴール寸前でコケました。お正月の初売で買ったものです。
メモリ増設、SSDに交換、マルチドライブの不動などを乗り越えてきました。
三、四日前から、シャットダウンに時間がかかることに気が付きました。その後、シャットダウンしていますの輪が回ったままでoffにならなくなりました。スリープができることがありました。
当地の家電量販店にはディスクトップは扱っていないらしくノートパソコンしかないようです。仕方がないので、コア3のサブPCをセットしました。データの吸出しはどうなるんでしょうか、心配です。
これを書いてて気が付きました。Windowsの復元を試してみればよかったです。
7S7のベンチテスト結果 10年前と同じ - 管理人の竹内
2024/10/02 (Wed) 12:01:38
4個の発振コイルを順次切り替えてみました。
No1コイル 発振ok
No2コイル カソードタップて発振せず プレートコイルで発振せず
No3コイル 同上 同上
No4コイル 同上 --
結局10年前の"7S7試験ラジオ"の再現でした。
まぁ、10年前と同じなので当然といえば当然の結果です。
7S7は2本あったので、先のロクタル管ラジオで良品で有ることは確認しています。
三極の+Bは160V、プレート電圧は110V、プレート電流は10mAで流れ過ぎ。
掲示板アクセス数 2024-10-02 12:00現在 2,155
7S7のベンチテスト (5) - 管理人の竹内
2024/09/28 (Sat) 22:41:54
一応、7S7のベンチテストの準備ができました。
ロクタル管ソケットを取付て、ソケットを囲むように、4個の局発コイルを取り付けます。右上のボリュームの下側から局発コイル"1"として時計回りに4個のコイルです。
No1コイル(右上) 米国製ロクタル管ラジオからの取外したコイル
(過去のラジオ制作メモだと7S7でokとの記載があったが詳細不明です)
No2コイル(右下) メーカー製ラジオからの取外し品にプレートコイルを巻き足したもの。
コア有
No3コイル(左下) No2と同様、メーカー製ラジオからの取外し品にコイルを巻き足したもの。
コア無し
No4コイル(左上) 5球スーパー用発振コイル
コイルの配線は共通の回路はそのままとして、配線は長くなりますが最小限の回路変更でコイルが代えられるようにします。
掲示板アクセス数 2024-09-28 22:40現在 2,012
7S7と6AJ8 - 管理人の竹内
2024/09/24 (Tue) 10:17:41
10ほど昔、ロクタル管で5球スーパーを作ってみようと思いロクタル管を購入しました。周波数変換管は6BE6相当の7A8と6AJ8相当の7S7があり、両方とも入手しました。
7A8は問題なく完成しました。反面7S7は局発がダメでした。局発コイルをプレートコイル型にしたところokでした。
結局、先行開発品の7S7は相性が悪く、後発の6AJ8は高性能と思っていたら、2011(H23)年、6AJ8-6EH7-6BM8-6CA4-6DA5の9ピンMT管5球スーパーを作ってました。回路は松下製ラジオを参考に6AJ8のG3とGは直結させていました。管内接続しているか、真空管ソケットで接続するかでした。すっかり忘れていました。
9ピンMT管5球スーパー : http://sin454.life.coocan.jp/page121.html
7S7のために再度試験ラジオを作ることにします。今日は6WC5のソケットを外し、改造した局発コイルなどの取付ができるようにシャーシ加工してました。
『要は7S7は6AJ8と同じ』・・・ことを確認しようとしています。
画像は7S7と4つの試験用発振コイル。あと、新品の"88コイル"があったはずですが目下行方不明。
掲示板アクセスカウンター 2024-09-24 22:00現在 1,868
7S7のベンチテスト (4) - 管理人の竹内
2024/09/23 (Mon) 18:28:28
試験用の"C同調IFTを使ったST管ラジオ"は電源ト ランスを交換したので電極電圧はかなり調整しました。
整流管は80でしたが松下製80Kが出てきたので交換しました。やはり傍熱管は管内電圧降下が低いので、+Bが上昇します。80と80系の5Y3GTのヒラメントは板状でいいですね。
合わせて、前作のロクタル管ラジオ"7S7-7R7を使ったラジオ"と聞き比べをしていました。
あらためて、5球スーパーラジオの部品や回路は、素晴らしいと思います。家庭用として感度、温室・音量、操作性、安定性など全て満足できます。しかも価格も納得できます。